嬉しいニュースです!

2月2日(木)

今日は10時~16時まで参院会館で開かれた勉強会に参加。
来年度の地方財政計画や今年度第三次補正予算、国保広域一元化
について、国の担当職員から説明を受け、全国各地から集まった
地方議員と意見交換しました。

会場確保してくださった森ゆうこ参議院議員
森ゆうこさん

地元新潟の町議を2年間務めた後、国政に転身されたそうですが
基礎自治体の議員の経験は、いまに生かされているとのこと。
法案等を審議する際、自治体現場への影響を第一に考えるとのこと。
一見当たり前のことですが、このことが肌感覚で捉えられる国会議員は
貴重だと思います。

地方×国政策研究会
国保広域一元化の説明

勉強会も有意義だったのですが、何といっても今日一番のニュースは
「地下水」です!
朝、国会に向かう途中、嬉しいニュースが飛び込んできました。

昨日1日、森田知事が印旛地域の水道水源である地下水の継続利用を
検討するよう事務方に指示したとのこと。
いわゆる印旛広域水道(略称)を構成する9市町が地下水の継続利用を
求める要望書を県に提出したことを受け、知事が協議するよう指示した
と読売新聞朝刊では報じられています。

早速、明日の午後、水質保全課(地下水や地盤沈下の担当)と
水政課(水政策、水利権担当)の両課から説明を受けることになりました。
八ッ場ダムや霞ケ浦導水事業が完成すれば、地下水の利用が大幅に
削減され、水道料金の高騰、高くてまずい利根川の水への転換が
余儀なくされます。

具体的に、八ッ場ダム等の完成により、印旛広域水道や北千葉広域水道
の両地域では95本の井戸が廃止され、年間取水量約3千万立方メートル
(地域全体の取水量の約16%)の地下水が利用できなくなります。
 
この問題について、市民ネットは30年近く取り組み、私も市議会に続き
県議会でも「安全でおいしい地下水を飲み続けたい」と市民の声を代弁し
地下水の継続利用を訴えてきました。

直近では昨年6月議会の一般質問で取り上げ、
地下水の汲み上げ規制を見直し、継続利用すべきと質したところ
「その必要はない」との相変わらずの答弁だったのです。

詳しくは、以下の議事録をごらんください。
    ↓
2016年6月一般質問  

森田知事は印旛地域の首長たちの切実な訴えに動かされたのでしょうか?
いずれにしても、地下水の汲み上げについては、科学的合理性や
公平性に基づいた見直しの検討が必要であり、一歩前進です。
このところ心が沈むことばかりの毎日だったので
久しぶりに嬉しいニュースに救われました。
今後の検討に大いに注目していきます!

★2月のブログ写真の花は、雪割草にしました。