災害ボランティア活動の継続支援に向けて、千葉県に要請(12月7日(土) 追記あり)
今日は、4日目となる一般質問が本会議場で行われました。
午前中は八千代市選出の横山秀明議員が印旛沼流域下水道の不明水問題や佐倉の弥冨川改修工事についても質問。
続いて登壇した同選挙区の伊藤昌弘議員も先般の豪雨による鹿島川・高崎川の越流、浸水被害について、今後に向けての検証や対策に早急に取り組むよう求めました。
特に大雨に備え、あらかじめ印旛沼の水位を事前に下げておく「予備排水」については、6年前の台風26号による浸水被害を受けて始まりました。
そのルールづくりにあたっては、沼を管理する水資源機構、自治体や改良区等の利水参画者が毎年出水期の前に協議し、総雨量150ミリ以上が予想される場合に実施してきました。
先月、河川管理課を通じて先般10月25日の大雨の対応を水資源機構に確認したところ、事前予想では150ミリ以下だったため、予備排水は行われなかったということでした。
印旛沼の水位は2m30㎝を基準としていますが、利水者との関係でこれをどこまで下げられるか、予備排水のルールの見直しが今後行われる見通しです。
沼に流入する河川を単に拡幅しても,沼の水位が上昇して溢れてしまうというジレンマがあります。
だからこそ流域の総合治水政策を考えなくてはなりません。
これまでも継続して取り組んできた治水政策ですが,さらに力を入れていきたいと思います。
本会議終了後は、会派で防災部長に要請書を提出しました。
内容は東日本高速道路会社による災害ボランティアに対する料金無料化の延長と手続き簡素化の復活を求めるものです。
被災地に災害支援ボランティアが継続的に入ってもらうために、欠かせない支援策です。
今月2日、館山南房総を会派で訪ねた折に受けた要望に対応したものです。
昨日の防災担当課へのヒアリングを踏まえ、昼休みに要請文を起案しました。
詳しくは、画像をご覧ください。
12月7日(土) 追記
昨日6日(金)19時に、東日本高速道路(株)が無料措置の手続き「簡素化」を再開すると公表しました。
県ホームページ上にも掲載されています。
要望を受けて迅速に動いていただいた防災危機管理部や関係機関の皆様、誠にありがとうございます!
【災害ボランティア車両に対する簡素化された手続きの利用が再開されました】令和元年台風15号・19号に伴う災害救助のために使用する車両の取扱いについて/千葉県
また、同じく6日付で県災害ボランティアセンターは活動終了と発表されましたが,今後も県及び県社協、県災害ボランティアセンター連絡会構成団体は互いに連携し、被災地社協の実施する被災者支援をサポートしていくとのことです。