印旛沼開発50周年記念感謝祭・大和田機場見学

印旛沼開発50周年記念感謝祭・大和田機場見学

今日は八千代市にある大和田機場へ。
印旛沼開発50周年記念感謝祭が開かれ、普段見学できない機場の内部を見学しました。

10時半から印旛沼開発の歴史を辿るビデオを視聴し、いよいよ機場の地下通路を通って排水ポンプが格納されている施設を案内していただきました。

印旛沼開発50周年記念感謝祭・大和田機場見学

印旛沼開発50周年記念感謝祭・大和田機場見学

6台あるポンプの最大排水能力は、毎秒120トン。
洪水時に沼の水位調節が利根川への排水では対応できない場合、新川の水を大和田機場でポンプアップし、花見川経由で東京湾に流しています。

新川側の除塵設備も見せてもらいましたが、沼で増殖している特定外来生物ナガエツルノゲイトウの駆除が大変です。

印旛沼開発50周年記念感謝祭・大和田機場見学

会場では環境保全活動に取り組んでいる大学生のボランティアグループのパネル展示もありました。
女子大生からご説明をお聞きしたところ、毎年夏休みに印旛沼のナガエツルノゲイトウ駆除のため、3日間の合宿をしてくださっているとのこと。

印旛沼開発50周年記念感謝祭・大和田機場見学

ペットボトルも沢山ツルノゲイトウに絡んでいます。
この処理が大変ですが,堆肥化の研究も一方で進められています。
カミツキガメも含めた厄介者を地域資源循環にどう取り入れていけるのか?

会場では、お馴染みの鹿島川土地改良区の方々、八千代エンジニアリング(株)環境計画部でご活躍の理系女のお二人ともお話し、県政への宿題もいただきました。

また、水資源機構千葉用水総合管理所の宮下所長や関東農政局印旛沼二期農業水利事業所の富谷課長にもお会いすることができました。

印旛沼開発50周年記念感謝祭・大和田機場見学

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見学会終了後、参加賞の焼き芋をいただき、つきたてのお餅の入ったお雑煮と印旛沼漁協の焼き鮎も堪能。
ご近所の家族連れやカメラを構えたマニアの方も見受けられました。

印旛沼開発50周年記念感謝祭・大和田機場見学

私たち住民の安全のため、地道な役割を担っている大和田排水場。
その内部を知る良い機会となりました。

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