4月臨時議会議案説明・新型コロナウイルス感染症臨時医療施設
午前10時から30日臨時議会に提案される議案について、財政課から説明を受けました。
補正予算案1件、専決処分の承認3件の計4件になります。
その他、自民党から提案予定の「臨時の医療施設の開設等にかかわる条例案」についても、関議員から概要説明がありました。
私の所属する健康福祉常任委員会に付託される議案についての概要は以下のとおりです。
議案第1号補正予算案は、新型コロナウイルス感染症への対応にかかわるもので130億円の規模。
財源はすべて国庫支出金となっています。
中でも、新規に開設するとした「臨時医療施設」については、自民党の条例案と連動する内容となっています。
この臨時医療施設を幕張メッセに設置することを見込んでいます。
今後想定される5000人規模の感染爆発に備えるため、中等患者用の1000床の病床を確保するための予算措置ということです。
現在の医療体制ですが、原則的に検査後に陽性となった患者は入院し、軽症になった場合はホテル等に
移送される流れになっています。
今回新たに設置しようとする臨時医療施設は、病院とホテル等の療養施設との間に位置するとのこと。
一方で、医療現場の窮状をみれば、そこに至るまでにやるべきことが沢山あると思います。
30日に開かれる健康福祉常任委員会ではその点も踏まえ、質疑を行いたいと考えています。
また、議案第2号専決処分の承認では、生活福祉資金貸付事業推進費補助金14億9,700万円が盛り込まれています。
4月17日時点の県社協の取りまとめでは、1,643件、2億7,000万円の支給があるとのこと。
しかし、千葉県の申請、支給件数は、緊急事態宣言を先行指定された都道府県と比べても、桁違いに低い状況となっています。
市町村社協の窓口に申し込みが殺到している状況を把握し、県職員が応援体制に入る必要があると思います。
30日の臨時会に向けて、スピード感をもって、対応するように求めていきます。