新型コロナ対策・どうなる?軽症者の療養施設
昨日はコロナ対策に関する緊急要望を会派で提出した後、県の全般的な取組み状況について、各部局からヒアリングしました。
喫緊の課題の一つは、医療の提供体制です。
感染者を確実に捉え、適切な医療につなげ、重篤化を防ぎ、命を守ること。
一方で、医療現場で働く方々への感染を防ぎ、ご家族の健康や生活を守り、モチベーションを保っていただけるように環境を整えること。
この両面が同時に求められています。
千葉県も感染拡大に伴い、医療フェイズを移行。
医療崩壊を防ぐために軽症者の療養施設の確保やPCR検査体制の拡充を図っているところですが、スピード感を持って進めなければなりません。
軽症者が病院から移行する施設は、成田のホテルに最大250床確保に加え、柏市が明日22日から市内のホテル全館を借り上げ、56室を確保するとのこと。
昨日は成田に1名を移行させ、今日は3名、明後日は5名、その後は毎日10名程度に移っていただく見通しだそうです。
今後、この他に保健所を持つ政令中核市と協力し、2000床の確保を目指すとしています。
保健所の応援体制も当初の看護師や薬剤師に加え、他部門からの職員派遣も徐々に進められています。
患者さんの在宅復帰に向けて、在宅療養班も立ちあがりました。
各市と連携して、この難局を乗り切ってほしいと思います。
PCR検査体制については、現在546件まで可能なところ、4月15日に最大436件を実施。
しかし、他県と比べて検査体制がまだまだ不足しています。
東葛地区医師会では、ドライブスルー検査について、「調整中」との話もありました。
市中感染はどれくらい広がっているのか?
検査数を増やし、データ収集すべき段階にきている、
科学的データに基づく分析で今後の判断を行うべきという見解もあります。
今後とも情報収集し、学び、行動していきたいと思います。
画像は、夕暮れ時の印旛沼周辺