地域医療の再生に向けて/夏の終わり

来週9日(水)は議会運営委員会があり、16日から開かれる9月議会の運営が話し合われます。

何といっても気になるのは、本会議での登壇者のマスク着用等のコロナ対策。
持ち時間が60分の代表質問では、議場に登壇して45分程度一気に原稿を読みあげなくてはなりません。
マスク着用だと息苦しく体力を消耗してしまいます。

6月議会で代表質問した会派議員も吹き出す汗を拭いながら、呼吸がとても苦しかったと振り返っていました。
代表者会議や議会運営委員会で改善に向けて合意できればと思っています。

さて、所属会派の代表質問項目もだいぶ固まってきました。
私が担当する地域医療の問題、県立病院や自治体病院の運営についても課題が山積しています。
とはいえ、すべてを取りあげることはできず、5〜6分程度しか時間が取れないのではないかと思います。

本会議で十分に問題提起できないかもしれませんが、県当局に資料提供や説明を求め、現場の医療者とも議論を重ねてきました。
また、エビデンス、事実や数字に基づく議論が必要なことから、地域医療にかかわる書籍や資料にも目を通しています。

地域医療にかかわる書籍や資料

地域医療にかかわる書籍や資料

折しも昨日、県病院局が令和元年度病院事業会計の決算見込みを公表。
当期の純損失は30億8千万円と6年連続の赤字と大変厳しい結果です。
各病院現場では経営努力が重ねられていますが、構造的な赤字問題を乗り越えることは難しい状況です。
県立病院の将来構想を見直すべき時期と捉え、代表質問で問題提起していきます。

医療の世界も奥が深く、まだまだ学ぶことばかりです。
県民の命と健康を支える県の医療政策、地域の病院の役割分担・ネットワークづくり、自治体病院の再生の道筋・・・
さまざまな課題に千葉県の医療行政が真摯に取り組むよう求めていきます。

ミーン、ミンミンミンミン♪

耳の後ろで大きなセミの鳴き声。
窓の近くで懸命に鳴き続けています。
いのち尽きるまで、一生懸命。

秋明菊のつぼみも膨らんできました。
夏も終わりますね。

夏の終わり

夏の終わり