東千葉メディカルセンター告発問題/ 是正等命令の発令

12月県議会の会期中ですが、今日は一般質問の最終日でした。
会派の先輩である天野ゆきお議員がトップバッターで登壇。
利根川の堤防整備などの治水政策やサイクリングロードの現状など興味深いテーマを取り上げました。

また、最後は自民党の阿井しんや議員が県内水道料金の格差是正、国際医療福祉大学医学部新設に伴う県の補助金35億円の検証として地域医療への影響や貢献の実情について質問。
特に医学部新設については、私も安倍政権下の国家戦略特区問題と関連してずっと追い続けてきたので、耳をすませて聞きました。

県当局の答弁では、同大学への県内医師の引き抜きなどの影響はないとのことですが、阿井議員は常勤医師で40人、非常勤では90人という数字をあげて反論。
影響がないわけがありません。

医療問題といえば、いま地域医療の信頼を揺るがしている東千葉メディカルセンター告発問題。
同センターに対する東金市と九十九里町による是正命令が今日出されました。
センターの設立団体である両市町が地方独立法人法に基づき実施した立入調査を踏まえての命令です。

東千葉メディカルセンター告発問題

本会議終了後は、会派の政策調査会の議案検討や来週14日(月)開かれる健康福祉常任委員会に向けてのヒアリングで大わらわ。
夕方、ようやく担当課から命令文書を入手しましたが、これから読むところです。
これを踏まえ、健康福祉常任委員会では質疑したいと思います。

地域住民からの信頼を回復し、膿を出し切る改革が今こそ求められているのだと思います。
千葉県議会サイドからもしっかりと取り組んでまいります。

画像は、県内医療圏ごとの発熱外来の最新データ。
医師会の皆様方のご協力により、目標の1100箇所まであと一歩です。
心配なく開設していただけるよう後押ししていきます。

県内医療圏ごとの発熱外来