新型コロナワクチン接種/ 千葉県の推進体制

年明けの感染爆発への対応に千葉県も追われています。
一方、新型コロナワクチン接種の実施に向けて、国、県、市町村の連携も進められています。
県は今日付でそのための班を設置しました。
担当課にヒアリングした概要をご報告します。

実施に向けての流れについて

12/18 国による自治体向け説明会(県・市町村対象)が開かれ、今後の進め方について説明。
会議資料はウェブ上で掲載されている「第1回新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業に関する自治体向け説明会資料 」でご覧になれます。

また、1月下旬に国の説明会が再度開催される予定とのことです。

〇現在、リープフリーザー(ワクチン保管の超低温冷蔵庫)の設置箇所を医療機関や市町村等と協議・選定中であり、1月末に国に計画書を提出する。

〇2月中旬頃、国が千葉県に六十数台のリープフリーザーを割当てる見通しで、設置箇所について医療機関や市町村への意向確認を行っているところ。県分として割当てられる23台については、優先接種する医療従事者用として医療機関に設置される。

〇市町村における設置箇所については市町村が医療機関や医師会等と協議中であり、1月末までに県に報告することになっている。各自治体に最低1箇所設置で人口数も考慮される。

〇リープフリーザーについては、3~6月にかけて順次市町村への設置見通し

市町村における具体的な接種について

〇現在、市町村において住民台帳に基づき、接種のための予診票・クーポン券の発行について検討中

〇3月下旬以降に高齢者等への接種がスタートし、その他の住民についてはその後に実施される見通し

*ファイザー社のワクチンが先行接種される見通しだが、最小単位が1000回分のため、10日間で1000人の接種というような対応が必要とされる。

*接種については医療者の確保等も難しい課題

*国のⅤ-sys(ワクチン接種システム)により、各自治体の接種状況等の情報が一元共有を行われるとのこと

接種に係る費用負担について

〇ワクチン、注射器、シリンジ等の医療資機材は国から無償提供される。

〇接種を実施する医療機関から1回あたり2000円の医療費請求が国保連合を通じて市町村に請求がくるシステムとなっている。

以上、取り急ぎお知らせします。