2月定例県議会会派議案説明/県道宗吾酒々井線現地調査

昨日15日午前は、かねてから地元の方から陳情のあった県道の現地調査のため、酒々井町へ。
県土整備部道路整備課へのヒアリングでは、来月から新たな歩道整備が着手される予定とのことです。
工事予定箇所にはコーンが立てられていました。
通学路にもなっているので、工事が進むのは何よりです。

県道宗吾酒々井線現地調査

県道宗吾酒々井線現地調査

その後は県議会に移動し、午後1時からの会派議案説明会に参加。
総務部長、財政課長、各部局政策課から説明を受け、質疑しました。
予算案48件、条例案11件、その他21件、合計80件の議案が提出される見通しです。

新年度の一般会計当初予算は、1兆9898億1700万円と8年連続の過去最大。
4月4日任期満了となる森田知事にとっては最後となる当初予算編成です。
このうちコロナ対策として、3,312億円が盛り込まれています。

2月補正予算ではコロナ対応として21億4,400万円が計上され、ワクチン接種体制の確保や自宅療養者支援などの新規事業も盛り込まれています。

個人的に注目したのは、議案第59号千葉県立病院事業の設置条例の一部改正。
佐原病院の病床数241床を199床に変更し、在宅療養支援病院としての機能を持たせる方向性が示されました。
病床数を200床未満にすることは、容易な道のりではありませんでした。
この間、佐原病院の院長先生をはじめ現場からの要望を受け、代表質問や健康福祉常任委員会での質問という公式な場面だけではなく日常的な関係者との意見交換や県当局への問題提起や働きかけを続けてきました。
この改正により、病院の収益改善や研修医をはじめとする医師確保につながるとの説明がありました。
3年がかりでようやく条例改正に至ったことは、感無量です。

佐原病院の抱える地域では、県内で最も高齢化が進んでいます。
地域の医療ニーズに応え、在宅医療や住み慣れた地域で暮らし続けられる地域包括ケアの要として病院の役割をさらに果たしてほしいと思います。

今月29日から2月定例県議会が始まりますが、今回は予算委員会の委員にもなっています。
コロナ禍の県民生活を守るため、県予算の使途や優先順位について、引き続きしっかりと議論していきます。

2月定例県議会会派議案説明