緊急事態宣言の延長/ 市内特養におけるクラスターへの対応

今日は節分でしたが、先ほど国から特措法に基づく緊急事態宣言延長を受け、千葉県から以下の内容が示されました。

(主な内容)

○今後の緊急事態措置等

  • 不要不急の外出自粛や飲食店等に対する営業時間の短縮など、特措法に基づく要請は内容を変更せず、「3月7日まで」に延長する。
  • 特措法に基づかない「お願い」としての遊興施設や劇場、映画館等の営業時間短縮についても内容は変えず、期間を3月7日までとする。
  • 感染リスクが高く、感染拡大の主な起点となっている場面は「飲食」であることから、県民の皆様にし、黙って食べる「黙食」への御協力をお願いする。

○医療提供体制・検査体制の拡充等について

  • 国からの「基本的対処方針」(改定)で示された医療提供体制や検査体制に係る事項について、本県として必要な措置を推進する。

※詳細は、別紙「医療提供体制・検査体制の拡充等」を参照。

○一都三県共同声明について

  • 埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県の一都三県で、改正特措法や県戦拡大防止協力金、人流抑制などに関する共同声明を発表する。

一都三県共同声明について(令和3年2月2日)/千葉県

今日の夕方、県は新規感染者が県内で222名と発表。
特に高齢者施設や病院でのクラスターが多発し、佐倉市内の特養を含め、12件となっています。

佐倉市内の高齢者施設における新型コロナウイルス感染症の集団発生について/千葉県

週末、市内でクラスターが発生した施設関係者からご連絡があり、印旛保健所との連絡がつかなかったことから県対策本部に対応を要請し、医師の派遣をえて何とか対応してきたことなどお聞きしました。
私からも県の担当課に現場の実情を伝えたところ、今日の午後、4日(木)に感染症認定看護師と県高齢者福祉課職員の派遣、感染防止のための資材を持ち込む予定との報告を受けました。

現場では高齢の入所者や職員へのPCR検査、隔離入所している感染者への対応など、ご苦労されています。
印旛保健所でも精一杯対応しているとは思いますが、マンパワー不足は否めません。
保健所の逼迫を受け、佐倉市を含む印旛9市長で相談し、印旛保健所への市職員の派遣の辞令交付が行われるとのことです。
現在でも佐倉市からは栄養士と事務職員2名が応援体制に入ってくれています。

誰も経験したことのない今はまさに緊急事態です。
すべてが思い通りにいくことばかりではありません。
だからこそ誰かを非難するのではなく自分が何ができるのか?
自分の持ち場でベストを尽くしていきたいと思います。