2021年立憲民主党定期大会オンライン開催/ 多様性こそ力なり
午後1時から新生立憲民主党党大会がオンラインで開催。
私は昨年9月結党時に入党し、千葉県連や県議会会派の活動に参加してきました。
福山幹事長による2021年度活動計画の提案説明では、この間のコロナ禍での国民の声をぶつけてきた議員立法、要望や政策提言、特措法や感染法改正等について、衆参で153名という大きな塊となったことで実現した一定の成果が語られました。
また、今年秋の総選挙に向けて野党第一党として政権交代を目指す責任、存在意義が強調され、命と暮らしを守る「あなたの暮らしを守る」責任を持って菅政権に変わる、機能する政府を樹立するとの決意表明。
そのための6点の重点政策として
- コロナ対策に万全を期し、最優先課題として取り組む
- 選挙に最大の力を尽くす(千葉県知事選も総選挙と連動して闘う)
- 国民の声を実現する国会論戦を強化する
- 政権の選択肢となる理念・政策をさらに明確化する
- 「あなたとつながる」草の根のネットワークを強化する
- 女性候補者のさらなる擁立に取り組む
この他にも、被災地にさらに寄り添い、世界を視野に外交安全保障に取り組むと表明。
活動計画案は拍手を持って承認されました。
最後は、枝野代表からのスピーチ。
このコロナ禍を克服するために、日本社会の弱さと脆さに向き合い、機能する政権の選択肢となるようあらゆる知恵と力を絞り全力を尽くしていく決意が語られました。
一度目の緊急事態宣言後に、国民の多くが次期尚早と言われる中で検査の拡充、医療機関への支援の拡充が広がらず、遅れての二度目の緊急宣言発令は人災そのものだった。
もはや政府と国民との信頼関係が壊れている中の支援は後手にまわり、中長期的対策を科学的視点から説明できないと政府の姿勢を厳しく批判しました。
新型コロナウイルス感染症による失業、倒産という事態、救えた命、避けることのできた苦境、自責の念から自死された方の現状についても言及。
競争ばかり自己責任を唱えるこれまでの政治のあり方を転換するのは立憲民主党しかない。
国民が安心して経済活動をまわすためにも、ゼロコロナのビジョンに基づき、科学的な根拠で感染者の早期発見、必要な場所への支援、克服するための行動を起こし、誰一人として取り残すことのない政治を進める必要があると訴えました。
最後にこのコロナ危機を歴史的な転換点とし、明確なビジョンを掲げ、本来あるべき姿に向けて、153人の国会議員と1130人の地方議員とともに行動していこうと力強く呼びかけた姿が印象的でした。
多様性を尊重し、人を大切にする組織は強い。
政治団体はなおさら然りです。
ゼロコロナという当面の最大目標を達成するために、自分の持ち場で何をすべきか、何ができるか、常に自自身に問いかけ、行動していきたいと思いを新たにしました。