春の鋸南町/ 美しい里山・里海
今日は家族と鋸南町まで出かけました。
コロナ緊急事態宣言の再延期により、年明けからプライベートの外出はほとんどナシ。
この1か月間は2月定例議会もあり、自宅と県庁の往復の日々でした。
昨日は健康福祉常任委員会が開かれ、10時から18時近くまで新年度予算を中心に審議。
7時間近く缶詰め状態で、さすがに疲れました。
質疑については改めてご報告させていただくことにして、今日はリフレッシュ。
南房総の春を体感しました。
保田川沿いの頼朝桜は見頃を過ぎていましたが、水仙に代わって菜の花が満開。
桜色と黄色の色合わせが素敵でした。
廃校後の校舎を宿泊施設や道の駅にしたや保田小学校にも立ち寄り、鋸南町の新鮮な農産物を購入しました。
また、屋外のテントをのぞくと夜光貝など天然素材で作った手作りのアクセサリーが並んでいて、その可愛さに一目惚れ。
千葉のアワビ貝を磨いて作ったというネックレスとピアスを衝動買いしてしまいました。
鋸南町とはご縁があり、大好きな町です。
6年前に同町にある採石場跡地への汚染土壌埋立事業計画が浮上。
その差止めを求める住民運動に私も関わり、何度も現地を訪れました。
千葉県の許可で埋立施設はできてしまいましたが、その後の汚染土壌の埋立事業の不許可を求め、白石町長を先頭に町民が一丸となって反対運動を展開してきました。
業者との民事訴訟、県との行政訴訟、数々の裁判にも力を結集してこられました。
県議会でもこの問題を追求してきましたが、昨年10月県はようやく埋立事業を「不許可」としました。
県庁からの帰り道、鋸南の方から吉報が届いた日のことは忘れられません。
本当に良かった!
議員冥利に尽きる瞬間でした。
この間の粘り強い住民パワーの勝利です。
美しい里山や里海が汚染されることは防げました。
一昨年秋の台風では住宅の屋根が吹き飛ばされるなど、鋸南町でも大きな被害が生じました。
直後に連合議員団でボランティア支援に入った時は、保田小直売所の骨組みが歪んでいる姿を目にしました。
今日はそれ以来の訪問でしたが、いつ来ても癒される「都会のオアシス」です。
鋸南町の方々のお顔が思い浮かびます。
この美しい町でいつまでもお元気に過ごされるよう願ってやみません。