農林水産県千葉/ どうなる?県育成品種の許諾料

千葉県は全国有数の農林水産県。
今議会の一般質問でも多くの議員が県農業の現状と課題について取りあげています。

昨日は、市川市にある宮内庁新浜鴨場で確認された高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜について、動物衛生研究部門が実施した遺伝子解析の結果、患畜であることが確認されたと報じられました。

この他、農家にとって重要な方針決定がありました。
来年4月1日に改定種苗法が施行されますが、種子の育成権者が許諾料を取ることができるようになります。
これに伴い、千葉県が育成した品種の種子使用について農家からお金を取るかどうかを検討されていました。
いつ方針が示されるのかと注視していたところ、昨日、基本的に使用料はとらないという方針を決定したと担い手支援課から説明がありました。
千葉農業を守り、農家に寄り添った判断となり、良かったです。
なお、全国では千葉県の他に11道県が育成品種の自家増殖の方針を公表しているとのことです。

県サイトにはまだ掲載されていませんが、まずは取り急ぎ画像データでご報告します。

県育成品種の自家増殖の取扱い方針について
県育成品種の自家増殖の取扱い方針について