コロナ第7波急拡大/ 千葉県コロナ対策

コロナ第7波が急拡大し、昨日の新規感染は全国で11万675人と最多となりました。
千葉県でも5千人を超え、佐倉市は215人と県下7番目の多さです。
保育園や小学校でのクラスターをはじめ、若年層での感染も増えています。

一昨日15日(金)午前、政府の新型コロナ対策本部会議が開かれましたが、ちょどその午後、県の健康福祉部にかかわる対応についてヒアリングすることができました。

千葉県の今後の対処方針については、週明け19日(火)に対策本部会議を開催、夕方から専門部会を予定しているとのこと。
現時点での主な県の取組みの現状と方向性は、以下の通りです。

  • 病床確保
     全県でフェーズ2A(最大確保病床1,849床)
  • 発熱外来
     7/6現在 931医療機関(うち768が公表を承諾)
  • 臨時の医療施設
     稼働中の富里のエアポートプラザホテルに加え、一時休止中のちばぎん研修センターの再稼働を7月末までにめざす。
  • 往診体制の強化
     自宅療養者への往診可能な医療機関・訪問看護事業所の拡大、自宅療養者フォローアップセンターのフル稼働に向けて準備中。
  • 宿泊療養施設の拡充
     現在稼働中の8施設(1956室)に加え、12施設での全開を7月末までに行う。
  • 市町村との連携
     政令市・保健所設置市を除く全51市町村と覚書締結。患者情報の共有により、健康観察及び生活支援等を実施。
  • 保健所の体制強化
     県応援職員派遣についても準備中
  • 検査キット配布・陽性者登録センターの設置
     近日再開予定
  • 高齢者・障害者施設従事者等への検査の実施
     交付金活用による実施の再開を検討中
  • ワクチン検査パッケージ等無料化事業
     延長の方向性

コロナ禍が日常となり、ウィズコロナの時代になっています。
感染症の分類を2類から5類へと変えるべきか?
濃厚接触者という扱いや待機期間をなくすべきか?
さまざまな課題について、十分な議論が必要な局面になっていることを実感します。

画像は、昨朝の佐倉ふるさと広場
すでに満開のひまわりたち。
小雨・曇天でも太陽に向かって花を開かせていました。
印旛沼湖畔の田んぼでは穂が出始めています。