大忙しの1週間

朝から晩まで大忙しの一週間が終わり、やっとブログを書く余裕ができた。

29日(月)には県の環境審議会が開かれ、初めて出席した。
審議会には水環境、温泉、鳥獣、廃棄物、大気環境など
6部会あり、総勢45名の大所帯で公募の委員も比較的多い。
私は、希望した水環境部会に所属することになり、印旛沼や地下水をはじめ
とする水循環の具体的課題等について、専門家の方々から多くを学べる
貴重な機会を与えていただいた。
県でも流域の水循環保全の具体的な取り組みについて、発言していきたい。

30日には県庁の記者クラブに呼びかけ、八ッ場ダムの記者レクを開いたが、
記者さんの関心事は組閣人事のようで、参加率はいま一つだった。
それでもめげずに嶋津暉之さんがレクチャーを引き受けてくださった。
全国のダム問題を科学的に検証し、私たち市民運動の理論的支柱として
がんばってくださっている嶋津さん。
有害無益なダムをストップさせるために毎日飛び回っている。

31日~9月2日は、毎年おなじみのの予算要望作成に向けたヒアリング。
環境、福祉、平和、食と農、ジェンダー、子ども、まちづくりの各部会からの
リクエストによって資料請求や質問項目をあらかじめ提出し、担当課に
聞き取りをお願いした。
こちら側の準備が不十分で直前のお願いをしたり、せっかく出席してくれた
担当職員に質問できなかったりと反省も多々あるが、
県執行部の皆さんにご協力をいただいた。
3日間にわたり、大変ありがとうございました。
この聞き取りを踏まえ、来年度の予算要望を精査する予定だ。

9月1日の夕方には、衆議院第二議員会館で八ッ場ダムを考える1都5県議会
議員の会を開く。
国交省によるダムの検証結果が今秋にも出されることに対し、
改選後の新メンバーで新たに活動を本格化させるためだ。
日中は目いっぱい詰まっていたので、夜中に総会資料を作成するなど
おおわらわ。
睡眠時間が3時間足らずという日もあったが、何とか無事に終了した。
新しい会長は群馬県議の角倉さん、私は事務局長を務めることになった。
1都5県議会の入会者数は、現時点で50人。
超党派の議員で結集し、活動していく。

総会当日は、国会議員の方々、民主党は川内さん、大河原さん、初鹿さん、
社民党は福島党首、共産党は塩川さんが来賓として駆けつけてくださり、
八ッ場ダムの完全中止に向けて、一同が力を尽くすことを確認した。
市民団体の皆さんのご協力もあり、マスコミも翌朝の新聞で報じてくれた。

新しい前田国交大臣の考え方はまだよく分からないが、国交省による
ダム推進のための茶番劇は認められないと近々、要請書を提出する予定だ。
とにかく自作自演のやりたい放題、河川官僚主導のダム行政を何とかせねば…。
今秋が正念場である。