代表質問その1/千葉県のカーボンニュートラルの今・これから

今日は梅雨の晴れ間。
いつにも増して、太陽の有難さを感じますね。

一昨日の代表質問では、15項目の政策テーマを取りあげました。
それぞれ大まかなところを順次紹介していきたいと思います。
質問の冒頭に取り上げるのが、知事の政治姿勢。
今回はカーボンニュートラルと子どもの権利擁護への対応をお聞きしました。

今年3月、千葉県は「カーボンニュートラル推進方針」を作成。
2050年カーボンニュートラルに向けて目指す姿や県の特色・ポテンシャルを活用した方針を示し、官民連携で進めていくとしています。
とはいえ、何よりも県自らの取組み姿勢が大切です。
特に県有施設における省エネルギー化・再生可能エネルギーの徹底推進・主力電力化について、問いました。

代表質問その1/千葉県のカーボンニュートラルの今・これから

【入江質問】
 県有施設への太陽光発電の導入やZEB化についての取組状況と今後の予定はどうか。

【熊谷知事の答弁】
 カーボンニュートラルの実現に向けては、県自らが率先して環境負荷の低減に取り組むことが重要。太陽光発電設備の導入については、県有施設の建替え等に合わせ、進めていく。
 令和5年度は、夷隅合同庁舎などの建替えに合わせて設置するとともに、当面、建替え等の予定のない施設は、今年度から令和7年度までの3年間で「PPAモデル」の活用により、約70施設への設置を目指していく。
 ZEB化については、令和7年度竣工予定の企業局本局新庁舎が「ZEB Oriented」の設計となっている。今後の県有施設の新築・建替えの際にも、「ZEB Oriented相当以上」での設計を進めていく。

  • PPAとは
    民間事業者が国庫補助を活用して太陽光発電設備を設置し、自治体は電力料金のみを負担していくしくみ。
  • ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)とは
    建築計画の工夫による日射遮蔽、自然エネルギーの利用、高断熱化、効率化によって大幅な省エネルギーを実現した上で太陽光発電等によってエネルギーを創り、年間に消費するエネルギーが大幅に削減されている最先端の建築物。

ソーラーパワーといえば、ひまわりを連想しますね。
ということで、画像は22日(木)本会議代表質問の登壇と昨夏の佐倉ふるさと広場のヒマワリ畑。
今年のヒマワリ開花も楽しみです。