令和5年5月臨時議会 健康福祉常任委員会 審議状況 高齢者福祉課/障害福祉事業課/児童家庭課/子育て支援課(入江質疑箇所)

令和5年5月16日(火)

なお、質疑要旨は正式な議事録ではありません。

質問

2点お伺いしたい。はじめに、今、副委員長からあった物価高騰対策、社会福祉施設に対する事業について、入所施設に加えて、今回は通所施設も対象に加えられるとのことだが、その対象数はどれくらいなのか。

また、高齢者と障害者の施設についてだが、事前にいただいた資料によると、それぞれ支援額が異なっているが、支援額の根拠についてお答えいただきたい。

(入江委員)

回答

高齢者施設分についてお答えいたします。

まず、今回、対象としました通所施設の施設数は、2,306施設となっています。

また、通所施設の支援額の算定根拠は、入所施設の単価を基に算定しておりまして、入所施設は、施設への聞き取り調査などを基に定員一人当たり25,000円を補助することとしています。通所施設は、営業時間帯が入所施設の三分の一であることから、一人当たりの額は、25,000円の三分の一の約9,000円として、これに平均的な定員数を掛けて、一事業所当たりの額を決定しているところです。

(上林高齢者福祉課長)

回答

障害者施設分に関してお答えします。

まず通所の施設数につきましては、障害に関しては約2,900となっています。

算出の根拠につきましては、通所については一施設につき4万円を支援することにしています。

通所系事業所への支援額の算出については、概ね6ヶ月の光熱費、食材費の上昇が2分の1に相当する金額として設定した入所関係の施設の単価をもとに、短時間の利用が一般的であるということから、この時間数や平均利用者数などを考慮して算定をしました。

(鈴木障害福祉事業課長)

質問

9月補正予算では、入所に限って20億円という緊急対策が行われたが、執行状況がどうだったのか。対象となる全ての施設に届けられているのか、確認したい。

(入江委員)

回答

令和4年度の執行状況は、対象施設1,401施設に対して、交付した施設は1,383施設で、全体の98.7パーセントに支給しています。交付した支援金の額につきましては、15億5,687万5,000円となっています。

(上林高齢者福祉課長)

回答

障害者施設についてお答えします。

昨年度の実績ですが、対象事業所数が919施設、うち申請事業所数が891ということで、約97%の申請となっています。

支給状況につきましては、事業所への補助額として、2億6,388万4,000円となっています。

(障害福祉事業課長)

回答

児童養護施設等の支給状況ですが、対象が全体で75施設、交付した施設が73施設で約97.3%です。交付した支援金は1,719万6千円です。

(山本児童家庭課長)

要望

9月の補正予算についても、100%とはいかないがほぼカバーしているという状況が分かったので、今回の6月補正予算の物価対策についても可及的速やかに執行できるようにお願いする。

(入江委員)

質問

子どもの成長応援臨時給付金について、今回の給付金と連動して県内市町村のほうでも対象の拡大、金額の上乗せ・横出し的なことが検討されていると聞いているが、県の方では現在どのように状況を把握しているか。

(入江委員)

回答

市町村の独自支援につきまして、現時点で県の方で把握ということはまだしていないところです。千葉市や習志野市におきましては報道発表しており、県の給付金の対象外となる未就学児などに市独自の支援を検討しているという話については承知しています。

(子育て支援課長)

質問

市町村を通じて応援給付金が支給されるスキームになっているということですが、大体どれくらいの時期の支給を目指しているのか。

(入江委員)

回答

支払いの時期については、市町村の準備が整い次第となりますが、具体的にいつからいつまでということについては、今の時点ではお答えできない状況です。

現在、市町村から話を聞きながら調整を進めておりまして、物価高騰対策であることから速やかに給付できるように検討し、市町村を支援しているところです。

(子育て支援課長)