5月臨時県議会/ 物価高騰対策/子どもの成長応援臨時給付金

今日は10時から臨時県議会が開かれ、正副議長の選任後、各常任委員会が開かれ、補正予算209億2900万円の審議が行われました。

私は引き続き健康福祉常任委員会に所属することになりました。
委員会では、付託された社会福祉施設等に対する物価高騰対策26億円と今回県が新たに独自財源で行う子どもの成長応援臨時給付金54億円について、質疑。

昨年9月議会補正予算の第2弾ともいうべき今議会の物価高騰対策を主とする補正予算では、入所施設に加えて通所施設も対象になり、その支援額の妥当性についても確認しました。
東京都をはじめ他県との比較で増額すべきとの意見が他会派からありましたが、歴然とした財政力の差も考慮し、限りある財源の中での捻出と受け止める必要があると思います。

県の独自事業である子どもの成長応援臨時給付金と高等学校等新入生臨時交付金の合計60億円の財源については、県の災害復興・地域再生基金を取り崩して充てられます。
基金からの繰入れの考え方と基金残高の妥当性については、5月8日(月)の会派議案説明時にすでに説明を求めていたところですが、今日の本会議でも2会派から同趣旨の質疑が行われました。

常任委員会では、県の臨時給付金事業と連動して市町村が対象拡大等の横だしや増額等の上乗せを行うことについての状況把握についても問い、喫緊の物価高騰対策という趣旨を踏まえ、速やかな執行を求めて賛成しました。

本会議終了後も議運が開かれましたが、一般質問の枠決めをめぐって少数会派内での調整が難航したとのこと。
ようやくの結果報告後、私は会派各議員の質問順序に頭を捻りました。
会派会長として民主的な運営を目指し、公平公正性を期しながら、雑務に追われる日々です。

画像は佐倉草ぶえの丘のバラたち