県立学校定員内不合格ゼロ/政策ビジョン優先で

9月に入りました。
日中はまだ汗ばむ暑さが続いていますが、お変わりありませんか?

9月県議会に向けて、先週は議案説明も行われ、週明け6日(水)午前には会派代表者会議、議会運営委員会が開かれます。
所属会派の代表質問は20日(水)午後1時からの予定で、質問項目の最終調整に入っているところです。
今回、私は2項目を担当しています。

また、来年度の予算編成に向けた会派の予算・制度要望についても、8常任委員会のそれぞれの委員を中心に見直しを図り、政調会を中心に取りまとめに入っています。
会派15名がすべての常任委員会に入り、リアルタイムで政策の動向を注視。
幅広い地域住民のご意見・要望を踏まえ、日頃から働きかけていることは大きな力です。
執行部の予算編成課程に活かしていただけるよう、10月11日(水)9月県議会閉会日に提出すべく取り組んでいるところです。

課題解決といえば、先日とても嬉しいことがありました。
8月末に行われた県立三部制定時制高校の秋季入試選抜において、すべての学校で定員内不合格「ゼロ」という結果につなげることができました。

今春の県立高校入試選抜で「定員内不合格」となった保護者の方からご相談があり、学ぶ意欲があるのに納得できないとのご相談がありました。
早速県教育庁担当課に対し、ここ数年間の定員内不合格の実情を調査し、問題点を指摘。
合格判定の権限を持つ学校長に対し、秋季入試選抜では定員内不合格ゼロにするようにと働きかけてきました。

東京都、神奈川、埼玉県では、県立高校における定員内不合格の数はゼロなのに、なぜ千葉県では達成できないのか?
千葉県教育庁でも原則「定員内不合格ゼロ」の方針とはいえ、学校現場における生徒・教員に対するサポート体制は十分なのか?
入試選抜における試験官の意識改革も大きな課題です。
まだまだ課題は残されていますが、全ての子どもたちの学ぶ権利を保障できるよう、引き続き働きかけていきます。

議員はやはり政策ビジョン優先の軸が必要だと思います。
ベテランも新人も政局マターに翻弄され、ただの政治屋になるのでは、市民の付託に応えられません。
常に矜持を持って活動していくことが大切と思うこの頃です。

画像は、JR総武線の車窓から見た佐倉の田んぼと県議会棟、先月末に閉店した地元佐倉の「ラーメン夢天下」の定番メニュー。
新米の収穫も始まっています。
夢天下のラーメンを食べ納めしてきましたが、残念です。
今後はネット通販される予定とのこと。