避難所運営ワークショップ
5月26日(日)
3.11の震災後、防災・減災の意識は高まっているが、いざ災害が
本当に起こったらどうすればいいのか、特に地域でどのように動いたら
よいのか。
誰もが関心があるところだが、実際どうしていいのか分からないのが
正直なところ。
そこで本日、さくらネットで東日本大震災女性支援ネットワークの
浅野幸子さんをお招きし、「災害時の基本知識と避難所運営の考え方」
を講演していただき、後半はワークショップ形式で意見を出し合った。
イベント開催に向けて、事務局はじめ事前準備が大変だったが、
当日は64人の参加者があり、自治会の役員さんも多数足を運んで
くださった。
浅野さんは阪神大震災や東日本大震災の被災現場に足を運び、
支援活動を行うとともに、女性や障がい者はじめさまざまな立場の方々
の聞き取り調査も行ってきた。
ご自身のお住まいは巣鴨。
生まれ育ったのは東京下町とのことで、江戸っ子らしい話しぶりで
終始元気いっぱいお話してくださった。
内容が盛りだくさんで時間が足りないほどだったが、防災における女性の
参画の重要性、常日頃の地域づくりや福祉のまちづくりがいざという時に
も力を発揮すること、逆に言えば、震災時に日常の問題点が噴出する等々、
学ぶところ大だった。
浅野さんたちがまとめた「災害支援にジェンダーの視点を!こんな支援が
欲しかった!災害支援事例集」を参加者全員にお渡しし、無事終了。
佐倉市の避難所運営マニュアルがどのようになっているのか、まずは
チェックしてみることが必要とのこと。
今日のところは入門編ということで、これからそれぞれの自治会などで
具体的な課題を話し合ってみたいものだ。