「さとり世代」の新成人?
1月15日(水)
今日は、船橋勤労市民会館で開かれた生活クラブ生協主催のTPPの
講演会を聞きに出かけました。
講師を務めた東大鈴木宣弘先生は時にはユーモアを交え、農業ばかりでは
なく医療はじめ私たちの生活すべてに大きな影響を与えるTPPの問題点
について、幅広くレクチャーしてくださいました。
TPPの本質は、「1%の1%による1%のため」の協定であること。
1%の金儲けために、99%の私たちの生活はズタズタにされる…。
TPPに関心を持たない人たちにどうしたら危機感をもってもらえるか、
講演後の質疑では、効果的な運動の方法も出し合い、とても有意義な
意見交換となりました。
今日は首都圏にこの冬一番の寒波襲来ということで、完璧な防寒着で
家をでましたが、幸いにも雪が舞うことはありませんでした。
一昨日、開かれた成人式。
昨年とうって変わっての晴天に恵まれ、晴れ着姿が眩しい!
バブル崩壊後に生まれ育った新成人たちは「さとり世代」とも呼ばれ、
欲がない、無駄な努力や衝突を避け、合理的な行動を心がける
保守的な若者像として捉えられています。
与えられた環境でありのままの自分に満足する傾向が強いなど
同じ世代を子に持つ親としてもうなずけるところが多々あります。
でも、今から悟ってどうするの?
悟りを開くのはうん十年、早すぎませんか?
若い世代の皆さんには殻にこもらず、もっと自分の可能性を信じて
いろいろなことに挑戦してほしいと思います。
そして、私たち大人も若い世代をサポートしつつ、彼らの参加を促し、
意見反映できるしくみづくりを自治体、地域社会の場で意識的に
つくっていかなければなりません。
新成人の皆さん、よろしくお願いします!