半径5メートル内から変えよう!

4月5日(土)

京成臼井駅北口に「ほっとすぺーす・つき」がオープン。
不登校・ひきこもり支援や学童利用後の子どもたちを預かる親子駅前
待ち合わせ事業をはじめ、誰もが利用できる居場所づくりをスタートする。

お招きいただき、早速お花を持ってお祝いに駆けつけた。
春のアレンジ

臼井駅南口近くのお花屋さん「LaFlorRi0」のアレンジ
お花屋さん

北口から3分ほど歩き、「ほっとすぺーす・つき」に到着
ほっとすぺーすつき1

階段をあがると、理事長の田代和美さんが笑顔で迎えてくださった。
社会福祉士である彼女が理事長となり、お母様や弟さん、そして同じ
福祉畑の若いお仲間でこのスペースを運営していくとのこと。

東京でスクールソーシャルワーカーをしている男性や県内の病院の
精神科でカウンセラーとして働いている女性ともお話することができた。
田代さんをはじめ志高くバイタリティ溢れる若い皆さんの姿に感動。
ネーミングどおり、きっとほっとできる居場所になるだろう。

見晴らしも良く明るいフロア
ほっとすぺーす2

午後からは、「おしどりマコ&ケンの原発ぶっちゃけトーク」
2月9日の大雪で急きょ延期し、ようやく開催にこぎつけた。

マコ&ケンさんは、吉本興業の芸人さん。
本業の夫婦漫才のステージをこなしながら、フリーのジャーナリストと
して東電の記者会見で毎回鋭く切り込み、誰よりも原発問題に詳しい。
福島原発事故の事故調査報告、いわゆる事故調についても、政府版、
国会版、学術版がすべて頭に入っているくらいだ。
そんなわけで、国際核戦争防止会議に招かれ、今年2月末から3月にかけ
ての20日間、ベラルーシとドイツに行ってきたとのこと。
その時の話も交え、なんと2時間以上にわたるのマシンガントークで
会場は熱気に包まれた。
マコケンさん1

盛りだくさんの内容だったが、印象的だったのは、マコ&ケンさんが
ドイツの人たちから口々に言われたことだ。
「なぜ日本人はあんなにひどい事故が起こったのに脱原発に転換しない
のか。なぜ怒らないのか?」
そして、たくさんのドイツ人が日本人以上に福島原発事故の情報を詳しく
知っていたそうだ。
その一つのエピソードだが、ドイツの田舎に住む老人から「国会事故調
を全部読んだ」と聞いてびっくりしたとか。

そして、私たち日本人もドイツ人のように「もっと知りたがり、
おこりんぼにならなければ」「半径5メートル以内の人たちにメッセージ
を伝え、社会を変える努力をしなければ」と思ったそうだ。

イベント終了後、お茶を飲みながらも次々と話しが尽きない
マコ&ケンさん
マコケンさん2

私たちもお二人からパワーをもらい、もっと熱く脱原発を語り、
そのために実行していこう!