どうする?放射能汚染ゴミ
5月26日(火)
今日は、電車で行ったり来たりの一日でした。
午前中は県ネットの事務所で定例の運営委員会。
終了後は、四街道文化センターに移動し、印旛沼水質保全協議会の総会へ。
新たに就任した遠山環境生活部長が、水質ワースト1からの脱却に向けての
取り組みを冒頭あいさつで述べました。
印旛沼の水質は、COD、全窒素、全リンともここ3年ほど数値が上昇傾向。
汚濁負荷量は徐々に減少しているものの、面源系といわれる市街地や
農地等からの排出量が減りません。
流域市町と連携し、実効性ある対策を前に進めていく必要があります。
午後6時半から蘇我で開かれる指定廃棄物処分問題を考える集会に参加。
主催は、千葉県放射性廃棄物を考える住民連絡会。
どれだけ地元住民が参加してくださるかと心配していたが
ホールに参集した280名のうち千葉市の方々が230名だったとのこと。
先週22日(土)開かれた同団体の総会では今後の運動方針が議論され
とにかく地元の皆さんにこの問題を知ってもらうために正確で分かりやすく
情報を届け、住民運動として展開するためにも、超党派で政治的にも
連携していくことを確認したところです。
藤原事務局長から、これまでの経緯について基調報告があり
第2部は、放射能汚染から子供を守る市原の会の時田さんによる講演。
候補地となった東電千葉火力発電所敷地は、「あまりにもリスクが高い」と
さまざまなデータを示されました。
大地震による液状化の危険性や2011年3月のコスモ石油の爆発火災等々
あまりにもリスクが高すぎる…。
何よりも放射性廃棄物を拡散し、新たな被害者をつくるべきではありません。
地元蘇我地区からも、自ら公害由来のぜんそくを患っている女性が発言。
「不発弾処理をされるなど住環境を汚染されてきた同地区の住民として
怒りたい。大きな住民運動としていきたい」と力強く訴えられました。
同じく候補地となった栃木県塩谷町の美形町長からも当集会に
メッセージが寄せられ、「各県処分の見直しと詳細候補地の白紙撤回を」
「国の責任においてすべての放射性廃棄物の国内1か所での集中管理が
国際的原則からも常識的かつ合理的な処分方法だ」と訴えられました。
町をあげて国に対抗する「オール塩谷町」のパワーをいただき
ともに運動してこうと集会アピールが採択されました。
今日が運動のスタートライン。
「オール千葉県」の運動とするために、多くのご参加をよろしくお願いします!