不屈の沖縄

7月18日(土)

午前11時半から臼井駅頭で「アベ政治を許さない」の街宣活動。
強風の中、チラシを配るのもひと苦労でしたが、地域から平和な社会を
めざして活動する、ワーカーズコレクティブ「回転木馬」や生活クラブ生協
の仲間たちと合同で道行く方々に訴えました。

臼井駅街宣

その後、船橋で開かれる沖縄辺野古新基地反対の講演会へ。
ちょうど午後1時ジャストに船橋駅改札を通過し、全国一斉行動である
「アベ政治を許さない」プラカードを表示しました。
プラカード表示

数人が手を振ってくれましたが、大半の通行者はぎょぎょっと驚いた様子。
お一人でプラカードを持っている人を駅で見かけましたが、やはり一人で
アピールするのは、ちょっと勇気がいるかもしれません。

辺野古埋立反対のテントで買ったジュゴンのかりゆしを着て参加。
ジュゴンかりゆし
しわが寄って見づらいですが、ジュゴンが背中に泳いでます!

安次富さん講演会
会場は満席

講師の安次富浩さんは辺野古への基地建設の是非を問う住民投票を
実現させ、反対の座り込みを続けるテント村のリーダーとして
活動を牽引されています。

安次富さん1
画面が見えづらいですが、ジュゴンの素敵なかりゆし姿の安次富さん

1995年米兵による女子中学生レイプ事件から現在に至る辺野古新基地
反対の歴史的経緯、沖縄の不屈の闘いを語ってくださいました。
オール沖縄の闘いが実を結び、知事選や衆議院選で辺野古新基地反対
の候補者がすべて勝利した舞台裏も興味深く、大同団結できる政治風土
が羨ましくも感じました。

翁長知事は自民党県連会長でもありましたが、「辺野古移設促進」を
かつて県議会で提起した人物だったそうです。
安次富さんいわく「人は変わる!」
とはいえ、翁長さんは沖縄戦の体験者であり、家族も亡くしていること。
国民を飢えさせないこと、国民を戦争に向かわせないことを信念として
持っている、まさに保守本流の人物。
政治家として腹が据わっているかどうか、国と対峙できるかどうか。
そのスタンスが県民から絶大な信頼を得ているのだと納得しました。

「沖縄から日本を変えていきたい」
 翁長知事も安次富さんも同じように語った言葉。
「絶対にくじけない。諦めない」
「諦めないから負けるはずがない」
「官僚は悪知恵はあるがジンブン(沖縄の言葉で生活の知恵)がない」
「沖縄の発想で未来を創る」
 …印象に残ったフレーズです。

沖縄問題と安保法案の問題はまさに一体。
強行採決という戦後最大の危機に直面している私たちにとって
勇気を与えられる素晴らしいご講演でした。
沖縄と心を合わせ、頑張っていきたいと思います。

以下の写真は、一昨年訪れた辺野古の様子。
テント村
辺野古のテント村

大浦湾にて
美しい大浦湾

大浦湾2
今は立ち入り禁止となっていますが、船で案内していただきました。

安次富さん
説明してくださった安次富さん

テント村2

辺野古での座り込みは、今日で4108日。
11年2か月の不屈の闘いは続いています。