伝統の朝顔/こうの史代展

朝から雨降りでしたが、かねてから行きたいと思っていた佐倉市内各所へ。

国立歴史民族博物館(歴博)のくらしの植物苑に到着時、かなり雨足が強くなっていましたが、駐車場には数台の他県ナンバーも。
特別企画展「伝統の朝顔」では、変化朝顔といわれる約700鉢を展示。
これが朝顔?というような珍しい朝顔がたくさん見られます。

江戸時代以降に独創的な知識と技術を駆使してつくり上げられた朝顔を「歴史資料」として大切に継承され、毎年この時期に展示されています。
公的機関としては日本最大規模とのこと。
今月末まで開催中です。

次は、佐倉市立美術館で開催中の「こうの史代展」へ。
「夕凪の街桜の国」「この世界の片隅に」で知られる漫画家ですが、500枚以上の漫画原画やカラーイラスト、挿絵や絵本の原画も展示されています。
どれも優しいタッチで多くの来場者が一枚一枚に、じっくりと足を止めていました。
普段は漫画を読むことはありませんが、市議時代に同僚市議が「夕凪の街桜の国」を貸してくれ、その存在を知りました。

今回の展示は、「こうの史代の全貌に迫る初の大規模原画展」とのこと。
先週2日と3日には、こうのさんが美術館にてライブペインティングもあり、作品がエントランスに展示されていました。
東日本大震災の翌年から連載を開始した「日の鳥」など、再訪してじっくりと鑑賞したいと思います。
会場内にはファンレターを書くコーナーも。

いつも素晴らしい企画展示を行っている佐倉市立美術館の学芸員の方々は、佐倉の誇りです。
10月2日(木)まで開催していますので、ぜひお立ち寄りください。