なぜ開通しない?千葉ニュータウン北環状線

2月18日(木)

甘利前経済再生担当相の金銭授受問題で一躍有名になってしまった
白井市の千葉ニュータウン開発。
開発に伴う県道(千葉NT北環状線)については、都市再生機構(UR)
が本来の管理者である千葉県に代わって、特定公共事業として
整備を進めてきました。

しかし、この土地を昭和45年に県企業庁が用地買収後、55~59年度頃
にかけて、元地権者が買収土地を含めた周辺を産廃で埋め立ててしまい
未だに撤去されず、道路工事もストップしたまま。

一昨年9月議会の商工労働常任委員会で山本友子委員が
この問題について、言及しました。
すなわちこの場所にある3万トンの産廃を除去する工事を30億円規模で
行わなければならなくなったのか?
その経緯は、納得がいくものではありませんでした。

甘利問題とは別に、この道路がいったい今どうなっているのか?
先日、会派メンバーで担当課からヒアリングもしましたが、
知りたい情報は提供されない状況です。

そこで、今朝はユーカリが丘駅での小西ひろゆきさんの駅頭を終え、
午前10時過ぎに山本友子さんを京成佐倉駅でピックアップ。
一路白井へ。

ここが、白井市清戸の現場
清戸1

清戸2
数百m奥でぷっつりと途切れた道路

途切れた道路の対岸に目を向けると…
清戸4

巨大な構台がそびえ立ち、産廃台地が出現。
あたりからは異様な匂いが…。

清戸3

そもそもこの産廃処理は27年度中に完了予定ですが、現在、補償問題で
暗礁に乗り上げています。

清戸5

別な角度からは、擁壁工事の杭打機が見えます。
地元住民は、道路の早期開通を望んでいます。
どうしたら、事態を打開できるのか?

適正な価格での工事執行となるよう徹底した情報公開を基本に
縦割りで互いに責任回避するのではなく、オール県庁で解決すべきです。

帰る道すがら、旧印旛村にある印旛学舎のオソロク倶楽部へ
オソロククラブ

オソロク倶楽部2

明るい店内で障害のあるスタッフがいつもいきいきと働いています。
創始者である菊池先生は、佐倉在住です。
カンボジアなど海外での支援活動にも熱心に取り組まれています。
お忙しい身なので、ここ最近はお目にかかっていません。

オソロク倶楽部3
石窯ピザも絶品!

森のアトリエ
食後は、お隣のアトリエへ

クロッカス
庭のクロッカス

小梅
小梅の枝

少しだけ春を先取りしました。

オソロク倶楽部の庭

いつまでもゆったりとした時間を過ごしていたかったのですが
さくらネット通信の地域配布を今日中に終えるべく
後ろ髪を引かれる思いで帰路につきました。