広がれ、子ども食堂の輪!全国ツアーin千葉に参加
1月17日(火)
寒い日が続いていますが、お元気でお過ごしでしょうか?
今朝の京成佐倉駅を最後に年初の駅頭活動を終えました。
それにしても、昨日の京成志津駅が一番寒かった!
零下一度だったようです。
3月26日の千葉県知事選挙に向けて、いまの森田県政の実情を
お知らせし、県政への関心を高めてほしいとの思いで情報紙を
お届けしました。
財政力は全国4番目に豊かなのに、医療・福祉、教育費は全国最低レベル
の千葉県の税金の使い方、優先順位は問題が大ありです。
とりわけ教育費は全国最下位といった現状は見過ごせません。
折しも、小池都知事が来年度から私学高校に通わせる保護者負担を
大幅に軽減させると言明しました。
年収760万円以下の世帯の学費無償化をするとのこと。
その額は80億円で対象は5万1千世帯と今朝TV報道されていました。
都知事選挙の公約を実現とのこと。
一方、千葉県は学校法人への私学助成は年間130億円以上ですが
保護者への直接的軽減策は授業料だけにとどまっています。
私は、授業料だけではなく施設整備費に対する保護者負担の軽減策も
行うよう求めていますが、千葉県ではまだありません。
お隣の埼玉県ではすでに実施されています。
これでは、子育て世代は千葉県ではなく東京や埼玉県に転出して
しまうのではないでしょうか。
千葉県の子育て・教育環境の充実が急ぎ求められています。
この他、子どもの貧困対策への千葉県の姿勢も問われています。
一昨日の15日(日)千葉市文化センターで開かれた
「広がれ、こども食堂の輪!全国ツアーin千葉」に参加。
県内で広がっている「子ども食堂」の取り組み事例が発表されました。
私の住む佐倉市からは、NPO法人ほっとスペース・つきの田代さんが
パネリストとして登壇。
子どもの貧困対策を前面に出すのではなく、子どもだけではなく高齢者も
含め、地域の居場所づくりが求められていることが多数報告されました。
ホールを出た会場では、ポスターセッションで各地の取り組みを紹介。
午後1時過ぎ、会場で県児童家庭課の根本課長にお会いしました。
朝10時からシンポジウムにずっと参加してくださっていたようです。
子ども食堂は完全に民間の取り組みですが、子どもたちが健やかに
地域で育つことができる環境をつくっていくために官民の垣根を超え
力を合わせていかなければなりません。
まずは関心を持ってもらうことが第一歩となると思います。
閉会のあいさつは、NPOちばこどもおうえんだんの湯浅さん。
湯浅さんは市民ネットの代理人として、3期千葉市議を務めました。
議員引退後は、児童養護をはじめ子どもの応援団活動をしています。
子ども食堂は子どもの貧困対策を焦点にするのではなく地域の居場所、
コミュニティづくりとしてもとても有意義な取り組みになることを確信しました。
このような地域に根差した活動に力を入れていく必要性を改めて
痛感したシンポジウムでした。
参加して本当に良かったと思います。