資源エネルギー問題懇話会視察・大丸有地区スマートシティ・東京電力本社へ
午前10時から、県議会「資源エネルギー問題懇話会」の視察で大手町・丸の内・有楽町(大丸有)地区スマートシティを視察。
1988年に同地区に再開発推進協議会が設置され、東京都や千代田区、三菱地所やJR東日本など公民連携で街づくりが話し合われてきたそうです。
これまでエリアマネジメントという視点から、5回に渡ってまちづくりガイドラインが改定されてきました。
同エリアは4300事業所・28万人が集積する経済の中心地でもあります。
災害時に帰宅困難者42000人にどう対応するか、実証実験を踏まえて、様々な情報提供のやり方も考えられていました。
また、エリア内でのCGS(コージェネレーション)導入、排熱を蒸気ネットワークで面的に活用することでエネルギー効率化による環境負荷低減・ランニングコスト低減を図る取組みについて、ご説明説明いただきました。
その後、丸の内ビルの地下に移動し、丸の内熱供給(株)が運転管理している燃料電池(固体酸化物形SOFC)を見学。
足元の地下空間に丸の内二重橋ビルプラントが広がっている不思議さを感じました。
昼食を挟んで、午後は東京電力本社へ。
中央給電司令所では、託送供給区域と電力ネットワークの監視・制御や需給運用についての具体的なオペレーションを見学しました。
再生可能エネルギー導入に伴う火力発電の運転調整の実際も目の当たりにすることができました。
また、電力自由化、電力システム改革の進捗状況やメリット・デメリットや今後の課題についても改めて学ぶことができました.
議連の役員や事務局の皆さん、視察先でお世話になった方々にお礼申しあげます。
エネルギー問題は、日々の生活と直結する重要なテーマです。
様々な観点から学びを深め、確かな情報を得ながら将来のエネルギーのあり方について、考えていきたいと思います。