健康福祉常任委員会/ コロナ感染症対策/緊急事態宣言の行方/ 館山のヒマワリ
現在、6月県議会の真っ只中。
今日は所属の健康福祉常任委員会が開かれました。
熊谷知事就任後のコロナ感染対策の専決処分(議会承認を求める前に知事の判断で急ぎ執行)も含め、新知事の政策的判断を要する肉付け予算について、議論しました。
健康福祉常任委員会で審議した議案は11件。
新型コロナ対策や子育て施策の充実など、550億1857万円が計上されました。
前年度当初予算と比較すると約3割増になります。
今回の肉付け補正予算については、所属会派として「賛成」の立場ですが、私は以下3点の切り口で質疑しました。
- 1新型コロナ医療提供体制について
- 補正予算計上の前提として感染のフェーズをどのように想定しているのか?
- 直近の感染状況の分析から対応は十分なのか?
- 重症病床確保の進捗状況は?
- 休日・夜間における診療体制の拡充はどうか?
- フェーズ3・4で急増する自宅療養者やホテル療養者への対応や症状急変時の対応はどうか?
- 保健所の体制強化について
- 各保健所における保健師等の配置状況や感染拡大時におけるマンパワー増強、人員確保の準備はどうか?
- 自宅療養者数拡大時の体制強化をどのように行うのか?
- 児童養護について
熊谷知事の政策ビジョンでもある子ども政策が打ち出されていることは評価できるとして、以下の事業について言及。- 新規事業であるファミリーホーム体制強化事業
- 児童養護施設退所者等に対する自立支援資金貸付事業について
この他、海外からのオリパラ関係者のコロナ感染時の県内の保健所や医療機関の対応方針、東千葉メディカルセンター不正告発事案の改善状況や今後の組織体制の適正化、次年度からの新たな中期経営計画の県関与など、喫緊の課題について取り上げました。
委員会終了後、会派控室に戻り、政調会のメンバーとざっくばらんな意見交換。
東京都の緊急事態宣言や本県で感染防止まん延重点措置延長の決定の取扱いについては、明日の午後、千葉県でも対策本部会議が開かれるとのことです。
県内の東葛北部地域や成田を中心とする印旛地域については感染拡大傾向のため、予断を許さない状況です。
途中で立憲民主党の地元国会議員から連絡があり、八街市児童交通事故にかかわる会派要望書をを修正しました。
明日の午前、熊谷知事に要望書を提出する予定です。
18時近く県議会を後にし、任務完了。
長い一日がようやく終わりました。
画像は、館山市西岬地区のヒマワリ。
昨日の朝9時前に地元生産者の方が県議会に来庁され、思いがけず玄関先でお話しすることができました。
ヒマワリから元気をもらいました!
帰宅後、初サクランボも食しました!