会派議案説明/補正予算726億9500万円/ 自宅療養者フォローアップセンター・酸素センター設置へ
今日から9月。
コロナ禍での夏も終わりです。
9月定例県議会は15日開会予定ですが、事実上始動しています。
午前中は地元の佐倉南高校三部制定時制に移行に伴うさまざまな問題について、文教常任委員の平田議員とともに担当課にヒアリング及び要請。
その後、代表質問でとりあげる重度の強度行動障害のある方の支援について、障害福祉事業課と意見交換しました。
午後からは会派議案説明会。
熊谷知事の冒頭挨拶後、石川総務部長や三神財政課長をはじめとする執行部から説明を受け、質疑しました。
9月補正予算額は、726億9500万円。
そのほとんど592億円超が新型コロナ対応経費です。
補正後の予算規模は約2兆5400億円になります。
7月以降のコロナ感染爆発を踏まえ、早期に取り組むべき事業が盛り込まれています。
新しいところでは、
- 医療提供体制の整備
- 軽症者等の宿泊施設を新たに500室増やし、常時1500室確保、高リスク療養者に対応するため、看護師や酸素吸入器を増やす。
- 自宅療養者フォローアップセンターの設置 6億円
夜間相談 10名体制 9/1から運用
日中の健康観察 30名体制 9月中旬から予定
入院調整などを行う - 酸素吸入器の確保 7000万円
外来・往診や訪問看護実施先に対し、200台をリース
*その他、補正予算には計上されていませんが、救急搬送から入院につなげるため、酸素ステーションについて、千葉と東葛地区に各1箇所ずつの設置を鋭意進めているとのことでした。
- 中小企業支援や観光振興などの経済活性化
- 中小企業コロナ対策 事業再構築等支援事業【新規】
新分野への参入や業態転換、生産性向上など計画的に取り組む場合に無料で専門家を派遣 - 県内観光利用キャンペーン事業 11億円
- 中小企業コロナ対策 事業再構築等支援事業【新規】
- 緊急的な交通安全対策
- 通学路緊急点検を踏まえ、ガードレール等の設置、路面カラー舗装、信号機のLED化、横断歩道の補修等に6億5000万円
以下、その他の新規事業です。
- 児童相談所と警察の情報連携【新規】1100万円
- GIGAスクールサポーター配置【新規】 3000万円
- 産業用地確保に係る基礎調査事業【新規】1200万円
- ちばワーケーション受入促進【新規】4000万円
- 県産畜産物輸出連携促進【新規】995万円
- 道路照明塔など屋外灯のLED化導入【新規】41億円
- 「ちば」の文化芸術発信事業【新規】2000万円
議案説明会後は、会派総会、政調会と夕方までびっしり。
代表質問項目については、質問者の天野議員と政調会メンバーで協議し、絞り込みました。
コロナ対策については、週明けに検討を進めます。