新型コロナ救急搬送困難/入院待機ステーション設置へ

新型コロナウイルス緊急事態宣言は、今月12日が期限です。
千葉県の感染状況はペースダウンしてはいますが、デルタ株の影響で若い世代への感染が増えています。
このところのクラスター事案を見ると、保育園や学校で増加傾向です。

直近1週間の感染状況は以下でご覧になれます。

医療にアクセスできず、自宅療養中の方も1万人を超え、まさに非常事態。
病床稼働率は重症用病床もふくめて7、8割と高止まりの状況です。

このような危機的な医療提供体制を打開するため、熊谷知事もさまざまな手を打っているところです。
自宅療養者の支援強化を進めるため、フォローアップセンターの設置、輪番制夜間外来の開始などを進めてきました。

つい先ほど、県の医療整備課から連絡があり、新たに入院待機ステーションを千葉市に設置し、9月5日(日)午後8時から運用するとの一報が入りました。

千葉市内の公共施設(救急隊以外の入所を制限しているため、非公表)で10床規模、医師1名、看護師2名、24時間体制で実施するとのことです。

詳しくは画像でご覧になれます。

大規模な野戦病院を求める意見も多くありますが、まずは実現可能性を最大限に追求するしかないと思います。