広島原爆の日

広島への原爆投下から80年となる、今日8月6日。
早朝から事務所で来客対応のため、広島平和祈念式典はリアルタイムで視聴できませんでしたが、8時15分には黙とうを捧げました。

今年の平和記念式典への参加国・地域数は120か国と過去最多、約5万5000人が参列したとのこと。
広島市長の平和宣言を噛みしめます。

事務所での所用を済ませ、千葉市美術館へ。
8月2日から、開館30周年記念企画展「未来/追想 千葉市美術館と現代美術」が開催中です。
美術館の建築が着工した1991年から継続して収集されてきた現代美術のコレクションから約180点が展示され、戦後美術の軌跡が紹介されています。

「千葉市美術館は文化芸術による人、まち、未来づくりを基本理念とし、創造性豊かな都市を目指す千葉市とともに成長する美術館となるべく、より多様で持続可能な社会に向けて活動していく」との決意が示されていました。

草間彌生の特設コーナーは、撮影可能とのことで何枚かスマホに収めました。
動と静という印象の作品群からは、力強い生命力を感じます。
美術館の玄関脇には、長崎からの「被爆柿の木2世」が植えられ、幾つかの青い瑞々しい実をつけていました。

美術館を後にし、汗だくになりながら県庁本庁舎ロビーへ。
毎年この時期は原爆の絵が展示されています。
犠牲になった方々の痛みや苦しみ、残された方々の悲しみや怒りを胸に刻み、平和を祈ります。