台風13号の爪痕/茂原への現地視察【その1】

台風13号通過から1週間が経ちました。
千葉県内でも線状降水帯が発生し、東総地区を中心に甚大な被害がありました。

昨日は、浸水被害がもっとも大きかった茂原市に会派有志で訪ね、一宮川改修事務所の丸山所長をはじめ職員の方々にアテンドいただき、現地を視察。

初めに訪れた豊田川は一宮川の支流ですが、令和元年10月台風時にも流域の住居に浸水被害があったところ。
堤防の上に敷き詰められていた土嚢は破れて流れ出し、付近の住居は水浸し。
家の前には片付けられた泥にまみれた畳などの家財道具が散在していました。

片付けをしている住民の方々に声をかけると、家の中を見せてくれました。
画像の襖に残っているのは、浸水の高さ。
令和元年の時の方が水が高く入ってきたことが見て取れます。

その後は川沿いに歩き、車が水没した市役所の前へ。
今はすっかり水が引いていますが、一宮川流域内の24時間雨量はすぐ近くにある長生土木観測所で407mm。
令和元年10月25日の222mmの2倍近くということです。

同行した竹内圭司県議の取り計らいで、市役所を訪問。
田中豊彦市長や豊田副市長から被害の現状や対応状況などをお聞きし、率直な意見交換もすることができました。
これまで度重なる浸水被害に対応されてきたご苦労も直に伝わってきました。
やはり現地を見なければ分からないこと、語れないことがが多くあります。

その後は、令和元年台風後に進められている一宮川水系流域治水プロジェクトの進捗状況の現地へと移動。
(その2は改めてご報告します)