東千葉メディカルセンターへ
2月24日(月)
午前9時半に大網駅集合し、東金にある東千葉メディカルセンターへ。
住宅街を抜けて、現地に到着。
物品搬入で業者が往来するなか、事務局のあるフロアーに通され、
平澤理事長がご説明くださった。
お忙しいなか、ありがとうございました。
今年4月1日開院を控え、ドクターは30名、看護師は135名確保
麻酔科・産婦人科は現在、招聘中とのこと。
3次救急は20床(ICUとHCUそれぞれ10床ずつ)で救急対応の
医師は理事長を含めて5名に加え、千葉大から3名の応援で8名体制。
これは、県内の他の3次救急でも同様の体制とか。
2次輪番については、東金病院が受け持っていた週4コマを引き継ぎ、
内科2コマ、外科2コマで早ければ5月連休明けに加わるとのこと。
このセンターの役割はあくまでも救急医療であり、1次や2次にきた
3次救急を引き受け、バックアップ機能を果たすことであるとのお話
だった。
ここ東千葉メディカルセンターについては、依然として3次救急の
赤字負担をどこが担うのか、依然として結論は出ていない。
県と当センターの設立団体である東金市・九十九里町が近隣自治体に
協力を呼びかけてきたが、現段階でも話は進んでいない。
そうはいっても、開院まで秒読み段階だ。
3月末に東金病院が廃止された後、救急ではない一般診療のニーズに
どれだけこの病院は応えていけるのだろうか?
住民が待ち望んでいる地域の基幹病院となり得るのだろうか?
そんな不安を払しょくできないまま、立派な建物を後にした。