県民の命を守る最前線・県立4病院を視察
今日は、朝9時から夕方5時まで県民4病院を会派メンバー、小宮議員と6人で訪問。
かなり強行スケジュールで、各病院の皆様には大変ご迷惑をおかけしました。
最初の精神科医療センター、次に訪れた救急医療センターは、合築での新病院が建設される予定です。
精神科医療センターでは、深見院長から病院設立の経緯とその使命をご説明いただきました。開設当初から入院直後の集中治療に力を入れることで在院日数を短縮し、地域生活や仕事復帰を進めてきた取り組みは、日本の精神科医療の先駆けとして高く評価されています。
あまり知られていませんが、千葉県の誇りです。
救急医療センターは、救急救命のまさに最後の砦として全県から重症患者を受け入れ、限られた医療スタッフで奮闘しておられる様子を石橋院長からお聞きしました。
災害医療や外国人患者受け入れなど、新たな局面に積極的に取り組む姿勢は心強い限りです。
午後に視察したがんセンターも新棟建設が来年度完成予定。
山口院長から5年前に発覚した腹腔鏡下手術死亡事故後の医療安全や信頼回復に向けた様々な取り組みや努力、新病院に向けた方針、がんゲノム医療や緩和医療の充実、在宅緩和の推進など語られました。
109増床に向けての医師・看護師のリクルートや研修は順調に進められているとのことですが、コメディカルの確保が課題だそうです。
こども病院では、星岡院長から独立型小児専門医療としての沿革や産科医不在の実情、医療的ケア児や周産期医療、地域医療支援病院としての役割など幅広くお話がありました。
それぞれの病院の使命を果たすため、医療者と事務方が昼夜を分かたず、奮闘しておられます。
まずは現場や当事者の声を直接見聞きすること。
それが議員の政策提言の出発点だと改めて感じました。
今日消化しきれない学びは、明日以降復習し、今後につなげていきたいと思います。
今後ともご教示ください。