県議会最終日・会派「千葉民主の会」知事への要望書提出

午後1時から本会議が開かれ、2月定例議会に当局から提案された新年度及び今年度補正予算案48本、条例案25本、その他22本、監査委員選任の人事案1件の合計96議案が可決成立しました。

議員発議の請願6本は、全て不採択。
紹介議員になった「松戸市に県立児童相談所を早期に新設するよう求める」請願についても、賛成少数の結果となり、残念です。

一方、自民党提案の決議は、賛成多数で採択されました。
千葉県に対し、昨秋の台風豪雨災害により民地内で発生した土砂崩れに対する復旧・安全対策を支援する制度創設を求める内容で、私たちの会派も賛成しました。

県内12市町で土砂崩れに関する独自制度もありますが、対象とならない被害箇所が多数あると聞いています。
佐倉市内でも同様です。

私有財産への公費投入の是非は多々ありますが、人の生命にかかわるような特段の事情がある場合は、公的な支援が必要だと思います。

県議会最終日・会派「千葉民主の会」知事への要望書提出

県議会最終日・会派「千葉民主の会」知事への要望書提出

県議会最終日・会派「千葉民主の会」知事への要望書提出

本議会終了後、会派メンバーで2件の要望書を知事宛に届け、県幹部と意見交換しました。

  • 「Society5.0」の社会実装に向けた千葉県への政策提言
  • 東日本高速道路(株)に対し、災害ボランティア車両の高速道路の無償化・手続き簡素化の期間延長について要請するよう求める要望書

高速道路の無償化・簡素化については、今月3月末までとなっていますが、南房総の被災現地からの要望を踏まえ、今年9月末までの延長を要望しました。

館山市をはじめとする被災地域では今なお多くの災害ボランティア団体が入り、損壊した家屋のビニールシート展張などの支援活動が続けられています。
千葉県の調査によると、館山、南房総、鴨川、鋸南の4市町において、26団体(うち県内4団体)が活動しています。

しかし、今般の新型コロナの影響でボランティア活動が縮小傾向にあり、高速道路の制度が打ち切られてしまうと活動が停滞してしまうのではないかと不安の声が寄せられていました。

県防災当局も、同様に東日本高速道路NEXCO に延長の要請をしているとのこと。
私たち県議会からも、現地の方々や災害支援ボランティア団体の思いや願いを後押しさせていただきました。
これからも被災地を応援していきます。

県議会最終日・会派「千葉民主の会」知事への要望書提出

【番外編】今日は、会派の男性陣から君津の特産品・カラーの花束をいただきました。
ありがとうございます!

君津の特産品・カラーの花束