6月議会代表質問・コロナ検査体制の拡充

昨日、県の新型コロナウイルス対策本部会議が開かれ、先月13日に開始した県の休業要請の解除方針や判断基準が示されました。
第1段階として、図書館や美術館等が解除され、1週間後を目途に第2段階大学や映画館等、2週間後に動物園やパチンコ等に拡大する見通しです。
通常の経済活動、日常生活の回復に向けて、ようやく第一歩が踏み出されました。

昨日は久しぶりに会派メンバーと再会。
午前10時から3時過ぎまで、6月議会代表質問に向けての勉強会でした。
コロナウイルス関連の医療問題については、先月末の臨時議会後の状況変化を受け、いろいろな観点から確認させていただきました。
特に、第2波に備えての検査体制の拡充は急ぎ進めなければなりません。
現状の検査可能件数は、県衛生研究所と7保健所、千葉・船橋・柏の保健所と医療機関等を合わせて672件まで増加。
今後は民間委託や地域医師会によるPCR検査センターの開設により、拡充していきたいとのことでした。

PCRセンターの開設は、すでに政令中核市の千葉、船橋、柏の3市で先行して始まっています。
また、鎌ヶ谷、松戸、野田、八千代、習志野でも地域の医師会の協力で立ち上がっています。
これら5ヶ所は県からの委託という形ではあるものの、残念ながら県主導ではなく、地元自治体と地域の医師会の動きでスタートしています。
運営費は、国からの交付金や診療報酬等で賄えるとのことですが、県の積極的な働きかけでさらに増やしていく必要があります。

医療現場への財政支援については、地方創生交付金を活用し、4月1日~5月末までのコロナ入院患者受入に際して一人当たり50万円、450人から500人が見込まれているとのこと。
コロナ病床確保についても一床当たり日額16,000円から97,000円支給の想定ですが、詳しくは来週の議案説明で明らかになります。
新規感染者数が減少し、少し落ち着いている今だからこそ、次なる備えを急ぎ進めていかなければなりません。

わが印旛地域の医療・検査体制は大丈夫かと思いつつ帰路についていたところ、嬉しい情報が届きました。
6月中旬を目途に印旛エリアでのPCR検査体制づくりが進められているとのこと。
地元医師会や首長の方々のご尽力に感謝いたします。
私も来月10日から始まる県議会の代表質問や常任委員会において、さらにバックアップしていきたいと思います。

写真は、一昨日現地調査した通学路の危険箇所。
車の往来が激しいところですが、歩道が全く歩けません。
弥冨小学校区の方からご連絡があり、早速印旛土木事務所に改善を依頼しました。

通学路の危険箇所

通学路の危険箇所

通学路の危険箇所