災害に強い森づくり事業/ 予防伐採/ 令和元年房総半島台風/ 熊谷知事現地視察
今日の午前中は、県庁へ。
病院局から昨年度の病院事業会計の決算見込みについて報道発表前の説明を受けました。
当期の純損失は22億3千万円、7年連続の赤字決算。結果については、改めてその要因分析を見ていきたいと思います。
また、廃棄物指導課に上別所の廃棄物堆積(ゴミの山)への対応状況について、ヒアリング。
終了後は会派代表質問の項目整理について相談し、お昼をはさんで千葉市の若葉・緑環境事業所へ。
地元緑区選出で会派同僚の竹内圭二議員からお声がけがあり、視察に同行させてもらいました。
災害に強い森づくり事業について、県農林水産部森林課と東電パワーグリッド(株)千葉総支社の方々から説明を受けた後、緑区高田町の現地に移動。
同事業は国が令和元年度に創設した「重要インフラ施設周辺森林整備」を活用し、電線等のインフラ施設周辺の森林において、風倒木や土砂流出等による施設への被害の未然防止につながる森林整備を支援するものです。
民有地0.42haの杉の木500本が伐採され、今後は中低木の広葉樹を植栽する予定とのことです。
昨年度に同事業を実施した市町村は、県内で7市町で13箇所。
今年度は9市町で実施予定とのこと。
令和元年9月9日千葉県に上陸した房総半島台風(台風 15号)は記録的な暴風をもたらし、午前8時頃には、最大64万1千軒の大規模停電が発生。
風倒木による電力の復旧が遅れ、停電区域には国や全国の電力会社から450台近くの電源車が派遣され、復旧支援に当たりました。
佐倉市内でも停電が長引いた地域が局所的にありました。
弥富地区では、南は沖縄電力、北は郷里の東北電力から応援に駆けつけてくれた電源車と出会いました。
防災県ちばの確立を目指す熊谷知事。
私たち会派も災害時の電力確保、予防伐採をはじめ防災減災対策について、大きなテーマとして取り組んできました。
22日の代表質問では、森林譲与税を活用した森林整備について取りあげます。
東電パワーグリッド伏見支社長からの現地説明を終え、取材陣に改めて防災県にかける思いを表明する熊谷知事。
議会としても引き続きバックアップしていきます。